なぜ特許を取得したのか？

特許出願から受理までは長い道のりであり、且つとても困難だといわれています。それにも関わらず多くの企業が毎年出願しているのですが、そのメリットは何でしょうか？

まず特許というのは特許庁が与える特許権の事で、その技術を20年間独占出来る権利です。特許取得した技術を勝手にコピーする事は違反であり、ペナルティを課せられます。この特許の汎用性が高ければ高いほど、競合をけん制できるので大きな利益を生みます。権利取得に時間や100万円ほどの費用は発生しますが、それを踏まえても魅力的な権利といえます。

新亜光学工業株式会社も光学技術に関する特許を複数所持していて、多くの競合よりも技術面で突出しています。特に開口面積を変化させて光量を絞る光量調節装置の特許は、これまで必要だったパーツのいくつかを不要とするのでコンパクト且つ軽量になります。他にも駆動モーターに関する特許取得もしています。

新亜光学工業株式会社は光学製品のパイオニアといわれていますが、これらの特許取得の結果とも言えるでしょう。

自社製品に組み込む事でハイクオリティに

複数の特許取得をしている新亜光学工業株式会社ですが、これらの特許を惜しみなく組み込んだ結果国内はもちろんの事、海外からも絶大な支持を得る企業となりました。

新亜光学工業株式会社といえば光学製品が有名ですが、近年ではスマートフォンや防犯カメラなど生活に密着したパーツ生成も試みています。特許取得のメリットは何といっても競合と技術の差が付く点です。元より新亜光学工業株式会社は技術面で突出している企業でしたが、光学製品と取得した特許を組み合わせる事で他社が真似できない低コスト・ハイクオリティな製品を実現しています。

特にスマホに関しては年々薄型がメインになっているので、これらの特許を組み込まなければコストが高くなってしまいます。特許に関してはアメリカや中国、韓国、ヨーロッパでも出願されているので、唯一無二の技術です。多くの技術を導入した結果中国やタイなどのアジア圏では多くの支持を得ていますし、私達の生活がより便利で暮らしやすくなっています。