意外?新亜光学工業がリリースする製品
やっぱりカメラ関連の製品
新亜光学工業と言えばレンズを含むカメラ関連の製品が有名です。カメラは精密機器であり、多くのパーツから成り立っています。
新亜光学工業が提供している精密機器といえばシャッターユニットです。カメラのシャッターはタイミングによって被写体に大きな影響を与えます。しかしこのシャッターを制御しているシャッターユニットは10万回を目処に徐々に劣化し、自分が思ったタイミングでシャッターを切れなくなってしまいます。そのシャッターユニットの開発をしているのが新亜光学工業です。
同じ様にカメラには欠かせないパーツであるオートアイリス・TDNユニットはもちろんの事、既に完成しているデジタルカメラも販売しています。他にも光学用グリス・接着剤など、光学製品を扱うメーカーにとってなくてはならないものを複数提供しています。
中国の支店では精密モールドやプレス関連の製品を扱っているので、新亜光学工業=カメラレンズとレッテルを張るのはナンセンスだといえるでしょう。
環境に優しいアレを開発
2000年辺りから政府や企業はもちろんの事、個人でも環境問題について考える事は珍しいことではなくなりました。民間企業でも環境問題に配慮した製品作りをしているところも増え、新亜光学工業も例外ではありません。シンガポールに大規模なプラントを設け、太陽電池パネルを開発しています。ファーム向けのソーラーパネルなので、地球環境に優しいのはもちろんですが従来の製品よりもエネルギーの変換率が高い事で知られています。
太陽電池は太陽の熱エネルギーを蓄積・変換し電力と同じ様に使える様にする装置で、クリーンなエネルギーとして注目を集めています。
他にも光ファイバーケーブル、海底ケーブルなどネット通信を安定化させる製品を作っているのも新亜光学工業です。これらは一見公に出てくる事はありませんが、無くなると生活に困ってしまいます。特に海底ケーブルは通信の安定化以外にも、リアルタイムでの衛星放送など多くの情報を提供するサービスの要となっています。
そう考えると新亜光学工業は暮らしに対しての縁の下の力もちといえます。